レーザーマンで薪割りはしない方が良い 故障と修理

折り畳みナイフでバトニングはしたらダメ

レザーマンのナイフロック部分の故障と修理の話。

折りたたみナイフ全般の話として良いのか、それともレザーマンのシグナル限定なのかは今のところ不明だが、少なくともシグナルではバトニングはしてはダメ。

そんなの当たり前だろうという話ではある。

レザーマン シグナル SIGNAL 

https://www.leatherman-japan.com/shop/products/detail/300

公式ショップ 23,100 円(税込)を2019年5月にAmazon で16,000円ぐらいで購入したもの。

レザーマンは過去にスタンダードなやつとスケルトンと持っていたが、ことごとく無くしたので、3本目として購入したのがシグナル。
チラッと写っているのがスケルトン 2012年インドネシアにて、軽量で使い勝手が良かった。

薪のバトニング

普段は三木で購入した剣鉈でやっているのだが

北海道まで剣鉈を持っていくのは億劫だったので、今回は横着をして持って行かなかった。マルチツールがあれば何でも出来るでしょ。と思っていたのでどこまで出来るか試してみようという思いもあり、レザーマンだけで挑んでみた。
ちなみに、剣鉈はめちゃくちゃバトニングしやすい。刃渡り 180 mm のものを使っているが、160 mm の方が使い勝手は良いかもしれない。

レザーマンでの薪割り

レザーマンの刃は鋭く、ステンレス製ということもあり欠けにくく、バトニングで多少無茶をしても使えたのは良かった。一方で刃が薄いので、薪割りのような作業にはどちらかというと不向きで(薪割りは刃が厚いほうが楔として刺さっていきながら割れるので向いている)小さな薪であれば良いが、大きな薪になると手間が掛かるというデメリットもあった。
嬉しい誤算と言うか、機能として付いているので当たり前ではあるが、鋸刃が思った以上に切れ味が良く、薪に使う木材程度(3~4cm径)であればサクサク(ギコギコ)と切れるのは非常に良かった。

シグナルのロック機構は使いやすい

公式動画のナイフの説明箇所の様に”刃を広げると自動でロック” し ”親指一つでロック解除出来る” 仕様になっている。


このロック機構を過信してバンバン薪割りをしたところ、しっかり壊れた。。。
ロック部分に過度な力がかかってしまい、逆方向に曲がってしまった。
この部分はバネになっていて、写真の左に押し込むことでロックが解除されるが、ここまで曲がってしまうと解除出来ない、刃を収納することが出来ない。。

一旦プライヤー部分を開けるだけ開いて、細い薪を曲がった部分に充てがって叩き込むことで少し真っ直ぐに戻したが、引っ掛かりが出来てしまい元通りとは行かなかった。

ソロキャンプの時のナイフの構成

所持品を少なくする目的で言うと、優先順位は以下の通り;

1位 レザーマン か ビクトリノックス

マルチツールとして、普段遣いのナイフとして

2位 ちょっとした固定刃(Fixed Knife)

刃厚み 4mm 程度、刃渡り14cm 程度があると便利

3位 剣鉈

あると便利だが、そこまで使うかと言われると出番は薪割ぐらい

4位 包丁

どこかの動画でナイフの達人的な人が 「ナイフはそれぞれ用途に合わせて進化してきたので、食材を切るのに適したナイフが欲しければ 包丁を使って下さい」 と言われていたのが印象的だった。

オートキャンプに行くというのであれば、全て持っていくのが良いと思うが、荷物を少なくしたいのであれば、重たくて出番も限られているナイフというのは取捨選択する必要があるが、その選択も難しい。
結果的に何かしら一品あれば何とかはなる。逆に一本もないとめちゃくちゃ大変なのでナイフ無しという選択はない。と思う。

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