山登り用リュックの紐をまとめる

 山登り用(ザック)リュックの紐(コード)をまとめたい

山登りをするしないに関わらず、リュックサックの紐(ザックのコード)を束ねて仕舞っておきたいという要望はあるはず。コードがブランブランしてストレスになっているのをなんとかしたいと使うたびに思っていたのを実行した。

そもそも ザックと言うのか リュックと言うのか、紐と言うのかコードと言うのか。リュックサックの色々と長さを調整する紐の部分の余ったところの話です。

百均のアイテムでまとめられる


百均最強👍

山登り用ザックはコードが沢山あって長いのが魅力

とは良く言ったもので、これはその通りだと思う。
とにかく "山用のザックは格好いい" から使うというのが本気山登りをしない身としては ”機能性” と対をなす理由だと思う。もちろん機能性は大事。

昨今の各ブランドのザックを見るに、あまりかっこいいザックが無い気がする。特徴として丸っこいフォルムが多く、平成の車のデザインみたいに丸まった感じが流行りな気がする。

そうは言っても、個人の好みとは言え角張ったデザインの方が格好いいと主張したい。

North Face Cobra 60



2015年にエジプトからフランスへ計装品の託送をしに行った時に購入。値段は全く覚えていないが、150ユーロぐらいで買った記憶がある。
それ以来なんだかんだで使う機会は少ないものの、ものとしてはすごく良いため使うたびに新しい機能に気付かされるという逸品。

コードがとにかく邪魔



コードが沢山あるというのは Cobra も同じで、これがカッコよさの象徴であるとも言える。が、やっぱり街中だろうと山の中だろうとコードがプランプランしているのは邪魔。

本気の山岳チーム寄りの人がどうやってこれを処理しているのかは分からないが、色々と調べるに百均のアイテムを使って束ねるのが良いんじゃないかと言うことで試した。

束ねるための要件

何事に置いても要件定義が求められるので要件を挙げておく。
今回の目的は ”コードをまとめてストレス解消” とする。
  1. 束ねやすいこと
  2. 外しやすいこと
  3. 無くならないこと
  4. かっこ悪くないこと
  5. 高くないこと

束ねやすいこと

兎にも角にもコードがブランブランしているストレスを軽減するためにまとめるので。束ねることに手間がかかってしまっては元も子もない。ワンタッチとは言わないが、軽やかに束ねることが出来るのが大事。

外しやすいこと

ストレス解消が目的であるので、外す時にストレスを感じるようではダメだと思う。
また、緊急時(陸キャンパーにそんな時が来ることはめったに無いが)にはすぐに解けないといけないと思われる。これもワンタッチとは言わないが軽やかに外せるようにはしたい。
無くならないこと

軽やかに外すと、その勢いでどっかに行ってなくなっても困るので無くならないように何かしら留め具があると良いはず。
かっこ悪くないこと

これは結構大事だと思われる。未だに百均を使うことのデメリットに ”安っぽい” というのがあると思う。これは使い始めではあまり差を感じなくなってきたが、やはり耐久性などの差が出て劣化が早かったり、色合いが安っぽかったりとかっこ悪くなる要素はある。あるにはあるが、ある程度は諦める。

高くないこと

前述の通り、山登り用のザックは紐が多いのが売り、そうなるとまとめアイテムも必然的に多数必要になる。掛け算の力はすごい。
ざっと数えると Cobra で片側8箇所ぐらいのコードがある、両側で16箇所。一個100円でも1,600円。。 別に高くはない。。

正規品(?)があればもっと高いだろうし、いいやり方をしたり、交換したりで何だかんだでコストがかかってしまうのは出来るだけ避けた方が良い気もする。
一方で少々高くてもストレス解消になるのであればOKでもある。

束ねる

百均のアイテム


本当に百均には何でもある。
右下のシリコン磁石バンドなんて、夜に出た時は1個4百円ぐらいした記憶がある。それが100円で買える、すごい。

ダイソーで買える結束系のアイテムたち。
これらは アウトドア用品ではなく、スマホ用品のところに置いてある。

とにかく束ねる

カラフルワンタッチタイ

思った以上に粘着力と言うか接着力があるマジックテープ。


  • まとめるとキレイだが、イマイチ使い勝手が良くない。
  • すぐに クルっとなるので、取り付けの際にストレスになる。
  • 束ねたり外したりを頻繁にする箇所には余り向いていないと思われる。
  • 7個で100円なのでコスパは良い。

結束バンド

これがコスパと機能を一番両立させていた。主力はこれにしようと思う。


  • 1つ目の穴に通しておくことで外した際にもなくなりにくい。
  • タイも長いので色々と対応できる。
  • 色が落ち着きがある。

シリコン磁石バンド

使い勝手と見た目は一番いいかもしれない。




  • 平コードを当ててクルクル巻けばそれでOK。
  • 見た目も格好いい。
欠点も少々ある。
  • けど、値段が少し高い。
  • 強いて言うなら、一番重い。大したことはないけど。
逆に丸紐部分には、このシリコン磁石バンドが使い勝手が良さそうだった。




  • クルクル巻ける。
  • パチンと留める。
  • 外す時も簡単。

シリコンバンド

残念ながら、山用ザックには余り使い勝手は良くなかった。


最初2つの穴をどう使うか良く分からなかったが、1つ目の穴で恒常的に取り付けておいて、2つ目の穴で締め込む仕様。
  • シリコンの穴に先っぽを差し込むのに手間取る。外でやるとイライラが増すはず。
  • 特に穴の部分の耐久性が高くなさそう & 引っ張ったら千切れそう

結論

好きなものを使って、好きなようにまとめたら良いと思う


カラフルな見た目は個人的には好きだが、もう少し統一感は欲しいなと思った。


コメント